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保険用語集タイトル6
 

配当

保険料は3つの予定率(予定死亡率・予定利率・予定事業比率)をもとに算出されます。しかし実際には予定どおりにいかないため、1年を終えて生じた余剰金を契約者へ還元することを配当と言います。余剰が出ても配当を出さないかわりに保険料を安く設定した無配当保険や、予定利率よりも運用が良かった場合のみに配当を出す利差配当頬権などがあります。

 

払済保険

加入中の保険料の支払いを中止し、その時点の解約返戻金で、保険期間が同じ生命保険を買うことです。変更後は保障が縮小され、特約もなくなりますが、加入時の予定率が適用されます。変更後一定期間内であれば、元の補償内容に復旧できる場合もあります。

 

免責期間

保険事故が起きても保険金が支払われない期間のこと。免責が4日間の医療保険では、入院開始日から4日間は免責期間となり、給付金の支払い対象になりません。

 

養老保険

保険期間が一定で、保険期間中に死亡した場合は死亡保険金が、満期に生存していた場合には満期保険金が受け取れる保険。死亡保険金と満期保険金は基本的に同額。満期保険金を積み立てていく貯蓄性の高い保険であるため、保険料は高いです。

 

予定死亡率

保険料計算のもとになる3つの予定率(予定死亡率・予定利率・予定事業費率)のうちのひとつ。将来の保険金の支払いに備えるためには、過去の統計をもとにして、男女別・年齢別の死亡者数を予測することが必要です。そのうえで、必要な保険料を算出しますが、その算出の際に用いられるのが予定死亡率です。

 

予定利率

保険会社は運用によって得られる利益の見通しをたて、その分を割り引いて保険料を設定しています。その割引率を予定利率といい、これは保険料計算のもとになる3つの予定率のうちのひとつ。予定利率が高いときに加入した保険は安くなります。従来は、保険会社の破たんなどがない限り、保険に加入した時の予定利率が変更されることはありませんでしたが、保険業法の改正により現在は状況に応じて破たん前の引き下げが可能となっています。

 

リスク細分型保険

リスクの度合いによって保険料が異なる保険。自動車保険の場合、年齢や運転歴、車種、地域などから事故が起こす確率が低いほど保険料は安いです。生命保険や医療保険などでは、優良体割引とも呼ばれ、喫煙の有無や健康状態などから判定されます。条件は保険会社によってさまざまです。

 

リビングニーズ特約

原因にかかわらず余命6か月以内と診断された場合、死亡保険金の一部または全部を生前に受け取ることができる特約。ほとんどの場合、特約保険料は不要です。